新・花の仲間調べ
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枝打ち縮み笹(エダウチチヂミザサ)
- 2015/02/10 (Tue)
- イネ科 |
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枝打ち縮み笹(エダウチチヂミザサ)はイネ科チヂミザサ属(オプリスメヌス属)の一年草である。
オプリスメヌス属はアジア、アフリカ、アメリカ、オーストラリアなどに10種くらいが分布する。
日本にも縮み笹(チチヂミザサ)などが分布し、属名の和名をチヂミザサ属という。
本種は伊豆七島、小笠原諸島、九州南部、沖縄に分布し、林の縁に生える。
海外では、台湾、中国、東南アジア、南アジア、アフリカ、南アメリカ、メキシコ、ハワイなどにも分布する。
和名の由来は、茎がよく枝分かれをし、葉の形が笹に似ていて縮んだようなしわがあることからきている。
英名はランニングマウンテングラス(running mountain grass)という。
草丈は20センチから150センチくらいである。
茎は枝分かれをして匍匐し、それぞれの節から根を下ろす。
葉は幅の広い披針形(笹の葉のような形)である。
葉の長さは3センチから10センチ、幅は1センチから2センチである。
葉の先は尖り、縁は波状になる。
葉のつけ根の部分は葉鞘となって茎を抱く。
開花時期は10月くらいである。
茎先に穂状花序を出し、小穂をつける。
小穂の先には粘り気がある紫紅色の芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)があり、いわゆる「ひっつき虫」となって分散する。
属名の Oplismenus はギリシャ語の「hoplismos(武器)」からきている。剛毛を槍に見立てたものである。
種小名の compositus は「枝分かれした」という意味である。
写真は2月に沖縄の世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)で撮った。
学名:Oplismenus compositus
★枝打ちの意味は何かと深入りし
行き着く先に学名があり
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