新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「イワタバコ科」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2016.10.14
ストレプトカーパス
- 2016.08.09
エスキナンツス・トリコロル
- 2014.09.12
プリムリナ・ドリアス・アングスティフォリア
- 2014.09.11
プリムリナ・スブロンボイデア
- 2014.07.05
白花岩煙草(シロバナイワタバコ)
ストレプトカーパス
- 2016/10/14 (Fri)
- イワタバコ科 |
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ストレプトカーパスはイワタバコ科ウシノシタ属(ストレプトカルプス属)の多年草の総称である。
ストレプトカルプス属はアフリカや熱帯アジアに130種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
園芸的には、属名を英語風に読んだストレプトカーパスの名で流通している。
代表種のストレプトカルプス・ウェンドランディに牛の舌(ウシノシタ)の和名があり、属名の和名はウシノシタ属という。
菫(スミレ)の仲間と同じように無茎種と有茎種とがある。
観賞用には鉢植えで栽培されている。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は大きな楕円形で、皺がある。
開花時期は5月から6月と10月から11月である。
花は筒状で先が5つに裂ける。
花の色には赤、ピンク、紫、青、白などである。
花の後にできるさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「信頼に応える」である。
10月14日の誕生花である。
属名の Streptocarpus はギリシャ語の「streptos(ねじれる)+ karpos(果実)」からきている。長いさく果が螺旋状にねじれていることから名づけられた。
種小名の hybridus は「交配種の」という意味である。
写真は6月に札幌の百合が原公園で撮った。
学名:Streptocarpus x hybridus
★ぺろりんと出してみようか牛の舌
ピンクの花びら垂れ下げて咲き
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エスキナンツス・トリコロル
- 2016/08/09 (Tue)
- イワタバコ科 |
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エスキナンツス・トリコロルはイワタバコ科ナガミカズラ属(エスキナンツス属)の蔓性常緑小低木である。
エスキナンツス属は着生植物で、東南アジアなどに100種くらいが分布する。
また、品種改良によって多くの園芸品種が生まれている。
日本にも西表島に長実蔓(ナガミカズラ)が分布し、属名の和名をナガミカズラ属という。
同属の植物は、属名を英語風に読んだエスキナンサスの名で鉢植えとして園芸的にも流通している。
本種はマレー半島やインドネシアのスマトラ島、サラワク島などに分布し、樹木や岩などに着生する。
蔓は垂れ広がる性質がある。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は多肉質で艶があり、観葉植物としても親しまれている。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から12月である。
暖地では周年開花をする。
茎先や葉の脇に小さな赤い花を1、2輪ずつつける。
花冠は筒状で、先は唇形に裂ける。
上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。
雄しべが少し花冠から飛び出す。
花にはオレンジ色と黒の縦筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「恥じらい」である。
属名の Aeschynanthus はギリシャ語の「aischuno(恥ずかしい)+anthos(花)」からきている。赤い花をたとえたものである。
種小名の tricolor は「三色の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Aeschynanthus tricolor
★恥じらうがごとくひっそり咲く小花
されど思いは血の色に燃え
☆涼やかな緑の蔦はカーテンに
紅い唇君を誘って
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プリムリナ・ドリアス・アングスティフォリア
- 2014/09/12 (Fri)
- イワタバコ科 |
- CM(0) |
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プリムリナ・ドリアスはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。
プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。
2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。
プリムリナ・ドリアスの旧学名はキリタ・シネンシスであったが、属名の移行と併せて種小名も変更されたようである。
本種の原産地は中国の南部や香港である。
アングスティフォリア(angustifolia)はその変種である。
変種名には「細葉の」という意味がある。
草丈は10~20センチくらいである。
根際から生える葉は細長い卵形で、ロゼット状となる。
葉の質は分厚く、葉脈に沿って銀白色の斑が入る。
開花時期は9~10月くらいである。
花茎の先に淡い紅紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。
種小名の dryas はギリシャ神話の森の女神「ドリアス(Dryas)」の名からきている。
変種名の angustifolia は「細葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primulina dryas var. angustifolia(syn. Chirita sinensis var. angustifolia)
★どのような事情あっての移行かと
興味をそそる隣国のこと
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プリムリナ・スブロンボイデア
- 2014/09/11 (Thu)
- イワタバコ科 |
- CM(0) |
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- ▲Top
プリムリナ・スブロンボイデアはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。
プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。
2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。
本種の原産地は中国広西チワン族自治区の桂林市である。
中国名は「菱葉報春苣苔」という。
「報春苣苔」はプリムリナ属の中国名で、「菱葉」は葉の形状を表す言葉である。
草丈は5センチから10センチくらいである。
全体に毛が生えている。
根際から生える葉は菱状楕円形である。
葉の質はやや肉厚で、濃い緑色をしている。
葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は春である。
茎先に紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実は線形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。
種小名の subrhomboidea は「やや長い菱形の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primulina subrhomboidea
★たくさんの花を咲かせる姿にも
出合ってみたいその故郷で
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白花岩煙草(シロバナイワタバコ)
- 2014/07/05 (Sat)
- イワタバコ科 |
- CM(0) |
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岩煙草(イワタバコ)はイワタバコ科イワタバコ属の多年草である。
イワタバコ属は東アジアやアルプスに3種くらい分布する小さな属である。
岩煙草(イワタバコ)は本州から沖縄にかけて分布し、低山や山地の日陰や湿った岩壁などに生える。
海外では、台湾にも分布する。
和名の由来は、根際から生える楕円形の葉が大きく、「煙草」の葉に似ているというところからきている。
白花岩煙草(シロバナイワタバコ)はその品種の1つで、稀に生える。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形である。
葉のつけ根の部分は翼のある柄となる。
葉の表面には艶があり、皺がある。
開花時期は6月から9月である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、花径10ミリから15ミリくらいの白い花を数輪つける。
花冠は短い筒状で、先が5つに裂ける。
裂片の先は反り返る。
中央に雌しべがあり、回りに黄褐色の雄しべが5本ある。
花の後にできる実は披針形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
若葉を食用とする。
葉を乾燥させたものを生薬で苦苣苔(くきょたい)といい、胃腸薬としての効果がある。
花言葉は「沈静」である。
俳句の季語は夏である。
属名の Conandron はギリシャ語の「conos(円錐形の)+andros(雄しべ)」からきている。雄しべが集まって円錐形になることから名づけられた。
種小名の ramondioides はイワタバコ科の「ラモンディア属(Ramondia)に似た」という意味である。同属はヨーロッパの高山に生える。
品種名の leucanthus は「白い花の」という意味である。
写真は6月に鎌倉市の光則寺で撮った。
学名:Conandron ramondioides f. leucanthus
★咲く花の白さ目映く驚きの
声も上ずる岩煙草かな
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