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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「イワタバコ科」の記事一覧

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エスキナンツス・パラシティクス



エスキナンツス・パラシティクスはイワタバコ科ナガミカズラ属(エスキナンツス属)の常緑小低木である。
インド、ヒマラヤに分布する着生種である。
別名をエスキナンツス・グランディフロルス(Aeschynanthus grandiflorus)という。
草丈は50センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は厚く艶がある。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、赤橙色の筒状花をつける。
花冠は長さが5~7センチくらいあり、先は唇形に裂ける。
上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。
雄しべと雌しべが花冠から飛び出している。
萼片は黄橙色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Aeschynanthus はギリシャ語の「aischuno(恥ずかしい)+anthos(花)」からきている。赤い花をたとえたものである。
種小名の parasiticus は「寄生する」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Aeschynanthus parasiticus

★赤々と燃える炎が天を衝き
 鮮烈に咲くパラシティクスは




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コリトプレクツス・スペキオスス



コリトプレクツス・スペキオススはイワタバコ科コリトプレクツス属の多年草である。
原産地はエクアドル、ペルー、チリなどである。
草丈は30センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉はビロード状の暗い緑色で、葉脈に沿って淡い色の斑が入る。
開花時期は秋である。
萼の色は赤く、花は筒状で鮮やかな黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で黒く熟する。
属名の Corytoplectus はギリシャ語の「korytos(ヘルメット)+plectos(襞のある)」からきている。萼片の形から名づけられた。
種小名の speciosus は「華やかな」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Corytoplectus speciosus


★調べてもデータの少ない花だけど
 変化に富んでとてもカラフル




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アルソビア・ディアンティフローラ



アルソビア・ディアンティフローラはイワタバコ科アルソビア属の常緑多年草である。
原産地はメキシコ、グアテマラ、コスタリカである。
樹上に着生する蔓性植物で、匍匐枝を伸ばして広がる。
英名はレースフラワーバイン(lace-flower vine)である。
蔓は長さが150センチくらいになる。
茎は赤味がかっており、うぶ毛がたくさん生える。
葉は幅の広い楕円形で、うぶ毛がたくさん生えており、肉厚である。
葉脈も赤味がかる。
開花時期は5~10月くらいである。
花冠が筒状で、先がレースのように切れ込んだ白い花をつける。
花の長さは25ミリくらいである。
属名の Alsobia はギリシャ語の「alsos(森)+bios(生命)」からきている。
種小名の dianthiflora は「2つの葯のある花の」という意味である。
写真は7月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Alsobia dianthiflora


★切れ込んだ縁がレースを思わせて
 茎も葉っぱもふんわりとして




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鬼岩煙草(オニイワタバコ)

鬼岩煙草(オニイワタバコ)


鬼岩煙草(オニイワタバコ)はイワタバコ科オニイワタバコ属の多年草である。
原産地はスペイン・フランス国境のピレネー山脈で、石灰岩質の岩場に生える。
学名からラモンダ・ミコニーの名も使われている。
草丈は10~15センチくらいである。
根際から生える葉は暗い緑色で毛が多く、ロゼット状となる。
開花時期は6~8月である。
花冠は青紫色で5つに深く裂ける。
黄色い雄しべがよく目立つ。
写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Rammonda myconi


★鬼なんて怖い名前がつくけれど
 紫の花とても可愛い



鬼岩煙草(オニイワタバコ)


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台湾石弔蘭(タイワンシシンラン)

台湾石弔蘭(タイワンシシンラン)


台湾石弔蘭(タイワンシシンラン)はイワタバコ科シシンラン属の多年草である。
「蘭」の字がつくがラン科ではない。
和名の由来も不明である。
漢名は「石弔蘭」という。
沖縄本島にわずかに分布し、樹の幹に着生する。
本州の中部地方から九州にかけて分布する石弔蘭(シシンラン)の近縁種である。
海外では、台湾や中国にも分布する。
沖縄に生えるものは石弔蘭(シシンラン)だとする見解もある。
環境省のレッドデータブックでは、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
3~4枚が車軸状につく(輪生)こともある。
葉の質は革質で分厚く、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は夏である。
上部の葉の脇に淡い紅色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形となる。
上の唇は2つ、下の唇は3つに裂ける。
萼片は5枚である。
雄しべは4本あり、そのうちの2本が長い。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Lysionotus apicidens


★米軍の基地の跡から見つかって
 まだ謎多い花と聞かされ



台湾石弔蘭(タイワンシシンラン)


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