忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

姫五加木(ヒメウコギ)



姫五加木(ヒメウコギ)はウコギ科ウコギ属(エレウテロコックス属)の落葉低木である。
エレウテロコックス属は東アジア、極東ロシア、東南アジアなどに38種が分布する。
日本にも蝦夷五加木(エゾウコギ)など10数種が分布し、属名の和名をウコギ属という。
本種の原産地は中国である。
中国名は異株五加という。
日本へは古い時代に薬用として渡来した。
現在では日本の各地に帰化している。
別名で単に五加木(ウコギ)と呼んでいるものも本種である。
根や樹皮を乾かしたものを生薬で五加皮(ごかひ)といい、強壮薬とされる。
和名の由来は、中国名の「五加」の音読みに「木」を加えたもので、小形であることからきている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄異株である。
開花時期は5月である。
枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、緑色の小さな花をたくさんつける。
花径は3ミリから5ミリくらいで、花弁数は5枚から7枚である。
雄しべも5本から7本くらいある。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
属名の Eleutherococcus はギリシャ語の「eleutheros(自由)+kokkos(種子)」からきている。
種小名の sieboldianus はドイツ人で日本植物の研究者だった「シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796-1866)さんに関連した」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Eleutherococcus sieboldianus

★目立たない花を咲かせて姫五加
 神秘の力隠すごとくに



植物図鑑
花図鑑
ミラーサイト


味の麺匠戸田久フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ