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蝦夷五加木(エゾウコギ)



蝦夷五加木(エゾウコギ)はウコギ科ウコギ属(エレウテロコックス属)の落葉低木である。
エレウテロコックス属は東アジア、極東ロシア、東南アジアなどに38種が分布する。
日本にも本種など10数種が分布し、属名の和名をウコギ属という。
本種は北海道の東部に分布し、山地の林の中や沢沿いに生える。
海外では、中国の北東部やロシアのアムール州、サハリン州などにも分布する。
樹高は1メートルから2メートルである。
幹に刺がある。
若い幹には細くて鋭い刺が密生する。
葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁には細かくて不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面には刺や毛が生える。
開花時期は5月である。
枝先に半球状の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い黄白色の小さな花をたくさんつける。
花径は4ミリから6ミリくらいである。
花弁は5枚である。
花の後にできる実は楕円状の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒紫色になる。
根や樹皮を乾かしたものを生薬で刺五加(しごか)といい、強壮薬とされる。
特に最近はスポーツ生理に対する応用が盛んに試みられている。
和名の由来は、中国名の「五加」の音読みに「木」を加えたもので、北海道に分布することからきている。
属名の Eleutherococcus はギリシャ語の「eleutheros(自由)+kokkos(種子)」からきている。
種小名の senticosus は「棘の密生した」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Eleutherococcus senticosus(syn. Acanthopanax senticosus)

★薬効を知らず和人の蹴散らした
 蝦夷五加の花阿寒湖に咲く



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