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南京七竈(ナンキンナナカマド)



南京七竈(ナンキンナナカマド)はバラ科ナナカマド属(ソルブス属)の落葉低木である。
ソルブス属は北半球の温帯から亜寒帯を中心に100種から200種が分布する。
日本にも七竈(ナナカマド)などが分布し、属名の和名をナナカマド属という。
本種は日本固有種である。
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の縁などに生える。
「南京」の名がつくが外来種ではない。
植物の命名法で「南京」には小さいとか愛らしいという意味がこめられている。
別名を小葉の七竈(コバノナナカマド)ともいう。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
幹は細く、樹皮の色は暗い灰色である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形で、7枚から9枚で1枚の葉が構成される。
小葉の先は丸く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)のあるものとないものがある。
開花時期は5月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄緑色を帯びた白い花をたくさんつける。
花径は1センチくらいで、花弁は5枚である。
花序のつけ根の部分に扇形の大きな托葉がある。
花の後にできる実は長さ1センチくらいの楕円形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く熟する。
花言葉は「秘めた情熱」である。
属名の Sorbus はこの属の植物の古いラテン名からきている。
種小名の gracilis は「細長い」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Sorbus gracilis

★少しだけ違っているね花の色
 暖地にも咲く七竈のあり




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