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板屋楓(イタヤカエデ)



板屋楓(イタヤカエデ)はカエデ科カエデ属(アーケル属)の落葉高木である。
分類体系によっては(APGIII)ムクロジ科とされる。
アーケル属は北半球の温帯を中心に150種くらいが分布する。
日本にもいろは楓(イロハカエデ)などが分布し、属名の和名をカエデ属という。
楓(カエデ)の名は蛙手(カエルデ)から変化したとする説が有力である。
本種は北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、サハリンにも分布する。
和名の由来は、葉が重なって茂る様子が板葺き屋根のようだからなどの説がある。
樹高は15メートルから20メートルくらいになる。
樹皮は暗い灰色である。
葉は大きめで、7センチから15センチくらいあり、5つから9つに裂ける。
開花時期は4月から5月である。
花の色は黄緑色である。
翼果は直角から鋭角に開き、茶色に熟する。
秋には黄葉をする。
材は建築材や器具材とされる。
属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語からきている。
種小名の pictum は「彩色された」という意味である。
写真は4月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Acer pictum

★楓にもいろんな種類あるんだね
 秋には見たい黄葉するのを



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