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八重山黒檀(ヤエヤマコクタン)



八重山黒檀(ヤエヤマコクタン)はカキノキ科カキノキ属の常緑高木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
また、街路樹や庭園樹とされる。
海外では、台湾、中国南部、フィリピン、インドシナ半島、マレーシア、インド、スリランカ、南太平洋諸島などにも分布する。
別名を琉球黒檀(リュウキュウコクタン)という。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
樹皮は黒灰色で平滑である。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
葉の先は尖らず、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は5月である。
葉の脇に数輪の淡い黄色の花をつける。
花冠は鐘形で3つに深く裂ける。
カキノキ属の多くは4つに裂ける点が異なる。
花の後にできる実は長さ1センチくらいの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黄赤色に熟する。
材は楽器の三線(さんしん)の竿などに利用される。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の egbert-walkeri はアメリカの植物学者「エグバート・ウォーカー(Egbert Hamilton Walker, 1899-1991)さんの」という意味である。
写真は11月に那覇市の識名園で撮った。
学名:Diospyros egbert-walkeri

★柿の木の仲間なのかと驚いて
 手触りを見る八重山黒檀





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