新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
相思樹(ソウシジュ)
- 2013/12/30 (Mon)
- マメ科 |
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相思樹(ソウシジュ)はマメ科アカシア属の常緑高木である。
原産地は台湾、フィリピンである。
日本へは明治時代に小笠原諸島、沖縄に台湾から導入された。
街路樹や公園樹とされる。
別名を台湾アカシア(タイワンアカシア)という。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では軽度懸念(LC)に指定されている。
樹高は5~15メートルくらいである。
披針形(笹の葉のような形)で互い違いに生える(互生)葉は仮葉である。
これは葉の柄の変化したものである。
本当の葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)だが、若い枝にしか見られない。
開花時期は4~5月くらいである。
沖縄では12月にも咲いていた。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い球状の花(頭花)をつける。
花はたくさんの雄しべからなり、花弁はない。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、7~8月に褐色に熟する。
材は建築材、家具材などに利用される。
花言葉は「秘密の愛」である。
属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(棘)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。
種小名の confusa は「混乱した」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の海洋博記念公園で撮った。
学名:Acacia confusa
★その名前わからぬままに撮った花
いまつながれば笑みのこぼれて
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