新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カンパニュラ・アルペンブルー
カンパニュラ・ポシャルスキアナはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
原産地はクロアチアのダルマチア地方である。
アルペンブルー(Alpen Blue)はその園芸品種である。
略してカンパニュラ・アルペンブルーの名で流通している。
草丈は20~30センチである。
茎は根際からよく枝分かれをする。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~7月くらいである。
花径は2~3センチで、色は青紫色である。
花冠は幅の広い鐘形で、先は星形に大きく5つに裂け、上向きに花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の poscharskyana はドレスデンの園芸家「ポシャルスキー(G. Poscharsky)さんの」という意味である。
品種名の Alpen Blue は「アルプスの青」という意味である。
写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Campanula poscharskyana 'Alpen Blue'
★澄み渡る空に鐘の音響くよう
梅雨に負けるなアルペンブルー
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