新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カンパニュラ・ケントベル
カンパニュラ・ケントベルはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
イギリスのケント州で作出された園芸品種である。
種苗法による品種登録によれば、「品種名不詳のカンパニュラからの偶発実生」とされている。
1997年にサントリーフラワーズから発売された。
草丈は70~100センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~9月くらいである。
濃い青紫色をした艶のある釣鐘形の花が鈴なりにつく。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
写真は9月に帯広市の真鍋庭園で撮った。
学名:Campanula 'Kent Bell'
★艶やかな鐘形の花ケントベル
群がり咲けば心も踊り
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