新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カンパニュラ・涼姫(スズヒメ)
カンパヌラ・ラプンクルスはキキョウ科ホタルブクロ属(カンパヌラ属)の越年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とする場合もある。
原産地は北アフリカ、ヨーロッパから西シベリアにかけてである。
背の高い品種で、草丈は60センチから100センチくらいになる。
涼姫(スズヒメ)はその園芸品種である。
茎は直立をする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色をした鐘状の花をたくさんつける。
花径は2センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の rapunculus はラテン語の「rapum(塊茎)+culus(「小さい」を表す接尾語)」からきている。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Campanula rapunculus 'Suzuhime'
★涼やかな淡き青さが目に沁みる
梅雨の晴れ間に心和ませ
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