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新・花の仲間調べ

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八代草(ヤツシロソウ)



八代草(ヤツシロソウ)はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
阿蘇・久住地方の限られた地域にのみ生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、シベリア東部にも分布する。
大陸と地続きのころの遺存植物である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
和名の由来は、熊本県の八代で発見されたことからきている。
草丈は30~100センチくらいである。
葉は幅の広い被針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~9月くらいである。
茎先に筒状で紫色をした花が集まって上向きに咲く。
花径は2センチくらいで、花冠の先は5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の glomerata は「集まった」という意味である。
変種名の dahurica は「(シベリアの)ダフリアの」という意味である。
写真は8月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Campanula glomerata var. dahurica


★絶滅の危機に晒され支援待つ
 八代草の花は紫




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