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新・花の仲間調べ

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ホップ



ホップはクワ科カラハナソウ属(フムルス属)の蔓性多年草である。

分類体系によっては(APGIII)アサ科とされる。
フムルス属は世界に2種と1変種が分布する小さな属である。
日本にも唐花草(カラハナソウ)などが分布し、属名の和名をカラハナソウ属という。
本種の原産地はカフカス地方や西アジアだと考えられている。
ビールの原料となる植物である。
別名を西洋唐花草(セイヨウカラハナソウ)という。
冷涼な気候を好むので、日本では北海道や東北地方、山梨県、長野県などで栽培されている。
蔓は右巻きで、10メートルくらいに伸びる。
葉は手のひら状に3つから5つに裂け、向かい合って生える(対生)。
雌雄異株である。
結実すると芳香が失われるため、ビール醸造用に栽培をされるのは雌株だけである。
開花時期は6月から7月である。
まず毛花と呼ばれる花がつき、毛花が枯れた後に毬花と呼ばれる未受精のまつかさに似た花がつく。
この毬花がホップである。
収穫期は8月から9月である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
古代から薬用植物としても利用されてきた。
利尿、鎮静などの薬効がある。
花言葉は「希望」である。
属名の Humulus はラテン語の「humus(土)」からきている。
種小名と変種名の lupulus は狼の縮小形で「小さな狼」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Humulus lupulus var. lupulus

★地味だけど何やら威厳ありそうに
 ホップの花は悠々自適




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