新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
大葉犬枇杷(オオバイヌビワ)
- 2013/12/26 (Thu)
- クワ科 |
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大葉犬枇杷(オオバイヌビワ)はクワ科イチジク属の常緑高木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し山地に生える。
海外では、台湾、フィリピン、ニューギニア、南太平洋諸島、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、インドなどにも分布する。
樹高は7メートルから10メートルくらいである。
熱帯地方では25メートルくらいになるものもある。
樹皮は灰白色である。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄異株である。
開花時期はほぼ周年である。
無花果(イチジク)のような隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)をつける。
花の後にできる実は直径2センチくらいの球形のイチジク状果で、緑褐色に熟する。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の septica は「果実が胞間裂開する」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ficus septica
★北限の大葉犬枇杷あの島で
いつか見たいと夢膨らませ
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