新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「ゴマノハグサ科」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2013.07.27
深山鍬形(ミヤマクワガタ)
- 2013.06.21
姫金魚草(ヒメキンギョソウ)
- 2013.06.19
ペンステモン・ハルトウェギー
- 2012.11.21
ステラ・コピアピンクタッチ
- 2012.07.13
アロンソア・メリディオナリス
深山鍬形(ミヤマクワガタ)
- 2013/07/27 (Sat)
- ゴマノハグサ科 |
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深山鍬形(ミヤマクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属(ルリトラノオ属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
日本固有種である。
本州の東北地方から中国地方にかけて分布し、亜高山や高山の岩場に生える。
基本種は北海道に分布する菊葉鍬形(キクバクワガタ)で、その亜種とされている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は直立し、粗い毛が生える。
根際から生える葉は長い楕円形で、ロゼット状となる。
葉の先は尖り、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉に毛は生えていない。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に花径7ミリから9ミリくらいの淡い青紫色ないし紅紫色をした小さな花を10輪から20輪くらいつける。
花冠は深く4つに裂け、2本の雄しべと1本の雌しべが花から長く突き出る
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、深山(高山)に生え、実につく萼が兜飾りの鍬形に似ていることからきている。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の schmidtiana はドイツ人の植物学者でサハリンの研究をした「シュミット(Friedrich Schmidt, 1832-1908)さんの」という意味である。
亜種名の senanensis は「信州の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
北岳産の表示があり、赤味が強い。
学名:Veronica schmidtiana subsp. senanensis(=Pseudolysimachion schmidtianum subsp. senanense)
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姫金魚草(ヒメキンギョソウ)
- 2013/06/21 (Fri)
- ゴマノハグサ科 |
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姫金魚草(ヒメキンギョソウ)はゴマノハグサ科ウンラン属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はイタリア南部、ギリシャ、北アフリカなどである。
別名を柳海蘭(ヤナギウンラン)という。
学名のリナリア・プルプレアで表示するものもある。
また、異名をリナリア・マロッカナという。
カラフルな園芸品種が出回っている。
また、逸出したものが静岡県などで野生化している。
草丈は60~90センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形で、茎の下部では輪生し、上部では互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をつける。
花冠は唇形である。
上唇は短く、下唇が大きい。
下唇の喉の部分には白い毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は内側に曲がる。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
文献によっては紫雲蘭(ムラサキウンラン:Linaria bipartita)の別名を姫金魚草(ヒメキンギョソウ)としており、混乱が見られる。
属名の Linaria はギリシャ語の「linon(アマ)」からきている。全体が似ているということで名づけられた。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Linaria purpurea(=Linaria maroccana)
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ペンステモン・ハルトウェギー
- 2013/06/19 (Wed)
- ゴマノハグサ科 |
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ペンステモン・ハルトウェギーはゴマノハグサ科イワブクロ属(ペンステモン属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はメキシコである。
草丈は40センチから50センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から8月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの釣鐘状の花をつける。
花の色は多彩で、赤やピンク、白などのものがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5つ)+stemon(雄しべ)」からきている。雄しべは実際には4本しかないが、目立つ仮雄しべを含めて5本と見て名づけられた。
種小名の hartwegii はドイツ人の植物学者「ハルトウェグ(Karl Theodor Hartweg, 1812-1871)さんの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Penstemon hartwegii
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ステラ・コピアピンクタッチ
- 2012/11/21 (Wed)
- ゴマノハグサ科 |
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ステラ・コルダータはゴマノハグサ科ステラ属の多年草である。
分類の仕方によってはバコパ属とする場合もある。
バコパ・ディッフスス(Sutera diffusus)とシノニム(異名)である。
原産地は南アフリカである。
コピアピンクタッチ(Copia Pink Touch)はその園芸品種の1つである。
特徴は花の色がピンクになることである。
草丈は15~20センチくらいである。
地を這うようにして横に広がる。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~12月くらいである。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
花径は1センチくらいである。
雄しべは4本で、雌しべの両脇に2本ずつつく。
属名の Sutera イタリア語で恒星を意味する「stella」に由来する。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Sutera cordata 'Copia Pink Touch'
★日本での歴史はまだまだ新しい
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アロンソア・メリディオナリス
- 2012/07/13 (Fri)
- ゴマノハグサ科 |
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アロンソア・メリディオナリスはゴマノハグサ科ベニコチョウ属の多年草である。
園芸的には一年草として扱われる。
原産地は中南アメリカである。
コスタリカ、ボリビア、コロンビア、エクアドル、ペルー、チリなどに分布する。
和名は紅胡蝶(ベニコチョウ)という。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
花径は15ミリくらいで、花冠は5つに裂ける。
花の色は赤や橙色である。
属名の Alonsoa はスペイン人で(コロンビアの)ボゴタの役人だった「アロンゾ(Zanoni Alonso)さん」の名からきている。
種小名の meridionalis は「正午の」という意味である。
写真は園芸品種のメリアオレンジ(Melia Orange)である。
花の色は赤に近い橙色である。
3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Alonsoa meridionalis 'Melia Orange'
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