忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アンスリウム・ベイケリ



アンスリウム・ベイケリはサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には紅団扇(ベニウチワ:Anthurium scherzerianum)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はグアテマラからコロンビアである。
海岸沿いから標高1000メートルまでの湿った森に生える。
種小名はそのまま読めばバケリだが、ベイケリとして紹介するものが多いのでそれに倣う。
なお、人名の場合は母国語の読みに沿ったほうがいいという説も見かけるが、そうでなければいけないというものでもない。
いわばローカルルールの類である。
草丈は20センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は線状の披針形(笹の葉のような形)で、群がり生える(叢生)。
葉には長い柄があり、両端が尖る。
開花時期は不定期である。
葉の間から花茎を伸ばして仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)をつけ、緑色の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出すが、地味である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
艶のある赤い実を長い間つけており、こちらのほうが観賞価値がある
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の bakeri はイギリス人の植物分類学者「ベイカー(John Gilbert Baker, 1834-1920)さんの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Anthurium bakeri

★ちょっと見はグロテスクだがベイケリの
 姿に思わず笑みをこぼして




植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

04 2024/05 06
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ