新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
バーバンク団扇(バーバンクウチワ)
バーバンク団扇(バーバンクウチワ)はサボテン科ウチワサボテン属の多年草である。
原産地はメキシコである。
バーバンク(L. Barbank)というのは植物の改良に取り組んだアメリカ人で、エジソン(T. Edison)やフォード(H. Ford)とともに偉人の一人としてたたえられている。
本種は彼によって作出された棘のない団扇サボテン(ウチワサボテン)である。
生食ができるほか、ステーキなどに調理される。
また、牛の飼料などにも利用される。
草丈は2メートルくらいである。
平たい団扇のような茎がつながる独特の形状をしている。
属名の Opuntia はラテン語の「opuntis(オプースの)」からきている。オープス(opus)はギリシャの地名。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Opuntia hybrida
★食べたいと思いはせぬが先達の
工夫を偲びそっと手で触れ
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