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ウインターサボリー

ウインターサボリー

ウインターサボリー(winter savory)はシソ科キダチハッカ属の常緑小低木である。
読み方は「ウインターセイボリー」とするものもある。
和名は山木立薄荷(ヤマキダチハッカ)という。
原産地は南ヨーロッパや北アフリカである。
ハーブの一種で、古代ギリシャ・ローマの時代から料理の臭み消しなどに利用されてきた。
日本へは明治時代に渡来した。
樹高は40~80センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は7~10月くらいである。
葉の脇に白い唇形の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックでできている。
属名の Satureja はギリシャ神話に登場する森の精「Satyros(サテュロス)」からきている。媚薬効果があると信じられたことから名づけられた。
種小名の montana は「山地生の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Satureja montana


★なるほどね木立薄荷の名が似合う
 香りはどうと鼻寄せながら


ウインターサボリー

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