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カラミント

カラミント

カラミント(calamint)はシソ科トウバナ属の多年草である。
英名をレッサーカラミント(lesser calamint)という。
旧学名のカラミンタ・ネペタで表示するものもある。
原産地は南ヨーロッパから地中海沿岸にかけてである。
草丈は40~60センチくらいである。
茎や葉には毛が生えている。
葉の形は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、茎の下部につく葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉はミントの香りがする。
開花時期は7~10月くらいである。
花径5ミリくらいの白や淡い紫色をした小さな花をびっしりつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
ハーブとして利用される。
属名の Clinopodium はギリシャ語の「cline(床)+podion(小足)」からきている。
種小名の nepeta は「(イタリアの都市)ネペタの」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Clinopodium nepeta


★爽やかなミントの香り一面に
 漂わせ咲く秋の日の午後


カラミント

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