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新・花の仲間調べ

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苦薄荷(ニガハッカ)



苦薄荷(ニガハッカ)はシソ科ニガハッカ属の多年草である。
ニガハッカ属はヨーロッパやアジアに40種くらいが分布する。
本種は地中海沿岸地方から西アジアにかけて分布する。
英名をホワイト・ホアハウンド(white horehound)という。
ローマ時代から薬用とされ、中世以降も咳止めのハーブとして利用されてきた。
日本へは明治時代に香料植物として渡来した。
逸出したものが関東地方や近畿地方で野生化している。
環境省の「我が国に定着している外来生物のリスト(暫定版)」(2006)に掲載されている。
草丈は40~60センチくらいである。
全体に白い綿毛に覆われる。
茎は直立をする。
葉は円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、ハッカに似た強い香りがする。
開花時期は6~8月くらいである。
葉の脇に白い小さな唇形の花を輪生させる。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Marrubium はヘブライ語の「marror(マーロール:苦味のある香味野菜)」からきている。
種小名の vulgare は「普通の」という意味である。
写真は6月に都立木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Marrubium vulgare

★愛嬌もたっぷりに咲く苦薄荷
 夏の花壇を飛び跳ねるよう




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