忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

河骨(コウホネ)

河骨(コウホネ)

河骨(コウホネ)はスイレン科コウホネ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の池沼や平地の川や池などに生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
漢字では「川骨」とも書く。
太くて白い根茎が泥中に横たわり、それが骨のように見えるというのが名の由来である。
草丈は20から60センチくらいである。
水上の葉は長さが20~30センチある楕円形で、艶がある。
開花時期は5~8月である。
水中から花茎を伸ばして5センチほどの黄色い花を1輪咲かせる。
5枚の花びらのように見えるものは萼である。
萼はやがて緑色になる。
萼の内側に爪のようなものがたくさんあるが、これが花びらである。
その内側にたくさんの雄しべがあり、真ん中に雌しべの柱頭が1つある。
花の後にできる実は洋ナシ状の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
根茎は生薬で川骨(せんこつ)といい、強壮剤や止血剤とされる。
俳句の季語は夏である。
属名の Nuphar はアラビア語の「neufar(スイレン)」からきている。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Nuphar japonicum


★泥沼に煌き揺れる河骨に
 雨は降る降る負けてはならじ


河骨(コウホネ)

植物図鑑
花図鑑



PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

この記事へのトラックバック

トラックバックURL

カレンダー

10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ