新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ビオラ・ルペストリス・ロセア
- 2012/03/22 (Thu)
- スミレ科 |
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ビオラ・ルペストリスはスミレ科スミレ属の多年草である。
原産地はヨーロッパ、中央アジア、シベリアなどである。
明るい林の中や林の縁などに生える。
原種の花の色は紫色である。
ロセア(Rosea)はその園芸品種である。
本種の花の色はローズピンクである。
草丈は15~25センチくらいである。
有茎種である。
葉の形は卵形である。
葉の先は尖り、つけ根の部分は心形である。
開花時期は4~5月である。
花の色はローズピンクで、真ん中は白い。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は筒状で白い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の rupestris は「岩上に生える」という意味である。
品種名の Rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Viola rupestris 'Rosea'
★菫にも薔薇色の花あるんだね
小さいけれど誇りに満ちて
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