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新・花の仲間調べ

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デンドロキルム・グルマケウム



デンドロキルム・グルマケウムはラン科デンドロキルム属の多年草である。
フィリピンとカリマンタン島に分布し、標高700~2300メートルの地域に生える着生種である。
草丈は20~30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
花茎をアーチ状に伸ばし、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出して白い花をつける。
花径は1~2センチくらいで、唇弁は黄色である。
花にはよい香りがある。
属名の Dendrochilum はギリシャ語の「dendron(樹)+ cheilos(唇弁)」からきている。
種小名の glumaceum は「穎(えい)のある」という意味である。
写真は3月につくば植物園の蘭展で撮った。
学名:Dendrochilum glumaceum


★穀物を思わすような花茎を
 垂らして咲くよグルマケウムは




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