新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
姫顎菫(ヒメアギスミレ)
- 2012/04/17 (Tue)
- スミレ科 |
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姫顎菫(ヒメアギスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州の愛知県から九州にかけて分布し、低山の湿地や湿原に生える。
分類上は、坪菫(ツボスミレ)の変種とされている。
基本種との違いは、葉の形がブーメラン形になることである。
草丈は5~10センチくらいである。
地上茎がある。
茎は地を這い、途中から根を出す。
葉は長い卵形で、つけ根の部分は深い心形となる。
花の後には半月形になる。
開花時期は4~5月である。
花径は8ミリくらいで白く、唇弁に紫色の筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の verecunda は「内気な」という意味である。
変種名の subaequiloba は「ほぼ等しい裂片の」からきている。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola verecunda var. subaequiloba
★葉の形ちょっと変かなどれどれと
目を近づけて姫顎菫
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