新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「スミレ科」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2012.04.25
ミセス・R・バートン
- 2012.04.24
八雲菫(ヤクモスミレ)
- 2012.04.23
毛無し野路菫(ケナシノジスミレ)
- 2012.04.22
富岡菫(トミオカスミレ)
- 2012.04.21
ビオラ・ソロリア
ミセス・R・バートン
- 2012/04/25 (Wed)
- スミレ科 |
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匂い菫(ニオイスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
学名のビオラ・オドラータで表示するものもある。
原産地はヨーロッパである。
ミセス・R・バートン(Mrs. R. Barton)はその選別品種である。
1930年に作出された。
草丈は10~20センチくらいである。
有茎種である。
葉の形は円心形である。
開花時期は4~5月である。
花の色は白く、淡い紫色が滲む。
また、紫色の斑点や筋が入る。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は太目で、紅紫色を帯びる。
花には仄かな香りがある。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の odorata は「よい香りのする」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の菫展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola odorata 'Mrs. R. Barton'
★選ばれて作り出された菫さん
仄かな香り甘く切なく
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八雲菫(ヤクモスミレ)
- 2012/04/24 (Tue)
- スミレ科 |
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八雲菫(ヤクモスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
無茎種である菫(スミレ)と有茎種である坪菫(ツボスミレ)との人工交配種である。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は長い楕円形から三角形である。
開花時期は3~4月である。
花冠の全体としては菫(スミレ)の特徴が出ている。
花の色は紫色で、濃い紫色の筋がすべての花弁に入る。
唇弁が小さい点は坪菫(ツボスミレ)に似ている。
葉の形も菫(スミレ)に近い。
日本すみれ研究会の鈴木進さんが作出した。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
種小名の verecunda は「内気な」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンターの菫展で撮った。
下の写真は「明神タイプ」である。
学名:Viola mandshurica x Viola verecunda
★人工で作り出された花だけど
きりりと咲けばそれも忘れて
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毛無し野路菫(ケナシノジスミレ)
- 2012/04/23 (Mon)
- スミレ科 |
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毛無し野路菫(ケナシノジスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州の東北地方から九州にかけて分布し、人里近い道端などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
分類上は、野路菫(ノジスミレ)の品種の1つとされている。
野路菫(ノジスミレ)は全草に微毛が生えるが、本種にはそれがない。
草丈は10~15センチくらいである。
無茎種である。
葉は細長いへら形ないし披針形である。
開花時期は4~5月である。
花の色は紫色である。
唇弁は先で広がる傾向があり、紫色の縦筋のつけ根あたりはやや白っぽい。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)も紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の yedoensis は「江戸の」という意味である。
品種名の glaberrima は「まったく無毛の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンターの菫展で撮った。
学名:Viola yedoensis f. glaberrima
★仲間とは少し姿を変えて咲く
小さな花に思いこもごも
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富岡菫(トミオカスミレ)
- 2012/04/22 (Sun)
- スミレ科 |
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富岡菫(トミオカスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
錦菫(ニシキスミレ:Viola mandshurica f. albo-variegata)と斑入り源氏菫(フイリゲンジスミレ:Viola variegata)との人工交配種である。
交配者は鈴木吉五郎さんである。
鈴木さんは、鈴木菫(ススギスミレ)や薄黄薺(ウスキナズナ)などを作出したことで知られる。
また、大賀蓮(オオガハス)の開花にも成功している。
和名は、鈴木さんの自宅のあった横浜市金沢区の富岡に因む。
葉は披針形である。
葉には錦菫(ニシキスミレ)の名の由来となった象牙色と淡い紅色の斑が入り、また斑入り源氏菫(フイリゲンジスミレ)の名の由来となった白い斑も入る。
花の様子は両者の中間形となる。
花の色は濃い紫色で、側弁には毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は円筒形である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の kisoana は「木曽の」という意味である。
種小名の suzukii は山野草の栽培技術者「鈴木吉五郎さんの」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンターの菫展で撮った。
学名:Viola x kisoana f. suzukii
★数々のミラクル生んだ先人の
姿映して富岡菫
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ビオラ・ソロリア
- 2012/04/21 (Sat)
- スミレ科 |
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ビオラ・ソロリアはスミレ科スミレ属の多年草である。
和名をアメリカ菫細辛(アメリカスミレサイシン)という。
別名をビオラ・パピリオナケアともいう。
原産地は北アメリカだが、日本各地で野生化している。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は濃い緑色をしたハート形で先が尖り、根際から束になって生える(束生)。
根茎は山葵(ワサビ)のように太い。
開花時期は4~5月である。
花は濃い青紫色で、つけ根の部分がしぼみ気味になり、白い毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の sororia は「塊になった」という意味である。
種小名の papilionacea は「チョウの形をした」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の菫展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola sororia(=Viola papilionacea)
★渡来して大地に根づきしっかりと
花を咲かせるパピリオナケア
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