新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「スミレ科」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2012.04.30
アメリカ黄菫(アメリカキスミレ)
- 2012.04.29
磯菫(イソスミレ)
- 2012.04.28
ビオラ・ワルテリ
- 2012.04.27
ガバナーヘリック
- 2012.04.26
匂い菫(ニオイスミレ)
アメリカ黄菫(アメリカキスミレ)
- 2012/04/30 (Mon)
- スミレ科 |
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- ▲Top
アメリカ黄菫(アメリカキスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
カナダとアメリカ合衆国の東部に分布する。
学名からビオラ・プベスケンスと表示するものもある。
草丈は15センチから30センチくらいである。
有茎種である。
葉はハート形である。
葉の色は明るい緑色で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から5月である。
花の色は黄色い。
距は小さく目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の pubescens は「細い軟毛のある」という意味である。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola pubescens
★アメリカに咲く黄菫も可愛いよ
日本のものと違いはどこと
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磯菫(イソスミレ)
- 2012/04/29 (Sun)
- スミレ科 |
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磯菫(イソスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
北海道の南西部から本州の鳥取県にかけて主に日本海側に分布し、海岸の砂地に生える。
新潟県村上市の瀬波海岸で発見されたことから瀬波菫(セナミスミレ)の別名がある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10~20センチくらいである。
地下茎のある有茎種である。
根際から生える葉は心円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の直径は10~35ミリと小さくて厚みと艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉のつけ根の部分は心形で、葉は内側に巻き込む。
托葉には櫛の歯のような切れ込みがある。
開花時期は5~7月である。
花の色は紅紫色で、色には濃淡の幅がある。
花弁には丸みがある。
側弁のつけ根には毛は生えない。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は白い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はギリシャ神話に登場する女性イーオーに由来する。雌牛に変身させられ、スミレを常食にした。
種小名の grayi は北アメリカの分類学者「グレイさん(A. Gray)の」という意味である。ペリーたちの持ち帰った標本に基づき新しい植物をたくさん発表した。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Viola grayi
★磯浜を故郷として咲く菫
葉は分厚くて艶々として
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ビオラ・ワルテリ
- 2012/04/28 (Sat)
- スミレ科 |
- CM(0) |
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ビオラ・ワルテリはスミレ科スミレ属の多年草である。
種小名の読み方は「ウォルテリ」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国の南東部に分布し、乾いた岩場や林の中に生える。
草丈は15~25センチくらいである。
有茎種で、匍匐茎を持つ。
葉は腎形で、扇状の托葉に特徴がある。
葉の表面は淡い緑色、裏面は茶褐色である。
葉脈に沿って濃い緑色の斑が入る。
開花時期は4~5月である。
花の色は淡い紫色で、側弁には白い毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は丸くて白い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花の姿は立坪菫(タチツボスミレ)に似る。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の walteri は18世紀のアメリカの植物収集家「ワルター(T. Walter)さんの」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンターの菫展で撮った。
学名:Viola walteri
★葉の様子少しお洒落に見えるかな
洋風だけど菫の仲間
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ガバナーヘリック
- 2012/04/27 (Fri)
- スミレ科 |
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ガバナーヘリックはスミレ科スミレ属の多年草である。
ヨーロッパ原産の匂い菫(ニオイスミレ:Viola odorata)と北アメリカ原産のアメリカ菫細辛(アメリカスミレサイシン:Viola sororia)の人工交配種である。
19世紀末に作出された。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は先の尖った心形である。
開花時期は4月である。
濃い青紫色をした大輪の花を咲かせる。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は短くて太い。
花の後に実はできない。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola 'Governor Herrick'
★海渡り繋がり合ったバイオレット
葉も可愛いねガバナーヘリック
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匂い菫(ニオイスミレ)
- 2012/04/26 (Thu)
- スミレ科 |
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匂い菫(ニオイスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
学名のビオラ・オドラータで表示するものもある。
原産地はヨーロッパ、西アジア、北アフリカである。
日本でも、逸出したものが野生化している。
英名をスイートバイオレット(sweet violet)という。
草丈は10~15センチくらいである。
根際から生える葉は円心形である。
有茎種である。
開花時期は2~4月である。
花の色は濃い紫色で、左右相称の5弁花である。
園芸品種には、淡い紫色、白、ピンクなどのものもあり、八重咲きもある。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は太目で短い。
花には仄かな香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
香料用としても栽培され、料理に使われる。
胃熱、眼炎、直腸脱、百日熱、胸病、腫瘍、消化不良などにも薬効があるという。
ただし、根はアルカノイドを含んでいるため有毒である。
また、この花はシェイクスピアの「夏の夜の夢」の中にも「恋の媚薬」として登場している。
俳句の季語は春である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の odorata は「よい香りのする」という意味である。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola odorata
★少しだけ恋の媚薬を使おうか
たった一度の出来事だから
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