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雄薮虱(オヤブジラミ)



雄薮虱(オヤブジラミ)はセリ科ヤブジラミ属の越年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、道端や河原に生える。
海外では、朝鮮半島や台湾、中国にも分布する。
草丈は30~80センチくらいである。
茎は直立し、上部で枝分かれをする。
茎には下向きの毛が生えている。
葉は2~3回羽状に切れ込む複葉で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~5月である。
枝分かれをしたそれぞれの先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、4~10個くらいの白い小さな花をつける。
花径は2ミリくらいで、花弁は5枚である。
花の色は紫色を帯びるものもある。
花の後にできる実は紫褐色をした5ミリくらいの楕円形で、棘のような毛が生えている。
実は人の衣服や動物の毛について運ばれる。
この様子を「虱」にたとえ、藪に生えるというのが名の由来である。
近縁種の薮虱(ヤブジラミ)よりも大形なので「雄」を冠する。
属名の Torilis はフランスの自然科学者アダムソン(M. Adanson, 1727-1806)が用いた語で「曖昧な」という意味である。
種小名の scabra は「ざらつく」という意味である。
写真は5月に国立科学博物館附属目黒自然教育園で撮った。
学名:Torilis scabra

★どことなくユーモラスだよ実の形
 名がかわいそう雄薮虱は




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