忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

夏椿(ナツツバキ)



夏椿(ナツツバキ)はツバキ科ナツツバキ属(ステワルティア属)の落葉高木である。
ステワルティア属は東アジアや北アメリカなどに25種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
日本にも本種などが分布し、属名の和名はナツツバキ属という。
本種は本州の宮城県から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島の南部にも分布する。
和名の由来は、花が椿(ツバキ)に似ていて夏に咲くことからきている。
なお、寺の敷地内に沙羅双樹(サラソウジュ)として植えられることが多い。
仏教では釈迦が沙羅双樹の下で涅槃に入ったとされている。
沙羅双樹(サラソウジュ)はフタバガキ科の樹木だが、日本では夏椿(ナツツバキ)がこの樹木と誤認されたのだという。
そのため別名を沙羅の樹(シャラノキ)という。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
樹皮は紅色を帯びており、平滑である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に花径5センチから6センチの白い花をつける。
花弁は5枚である。
花弁には皺があり、外側の1枚は緑色を帯びる。
雄しべはたくさんあり、花糸は黄色い。
花は一日花で、咲いた後は椿(ツバキ)と同様に花の形そのままで木の下に落ちる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「愛らしさ」である。
俳句では「沙羅の花」が夏の季語である。
7月15日の誕生花である。
属名の Stewartia はイギリス人の政治家で植物愛好家の「ジョン・スチュワート(John Stuart, 1713-1792)さん」の名からきている。
種小名の pseudocamellia は「ツバキ属(Camellia)に似た」という意味である。
写真は6月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Stewartia pseudocamellia

★一日の命なればと白き肌
 風にそよがせ夏椿咲く
☆真っ白な花はそのまま落ちるとも
 ただ一日の命尊く



植物図鑑
花図鑑
ミラーサイト


味の麺匠戸田久フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル











PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ