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金魚葉椿(キンギョバツバキ)



藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布する。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
金魚葉椿(キンギョバツバキ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
江戸時代からある古い品種である。
1789年に駒込の植木屋伊藤伊兵衛が著した「諸色花形帖」に記載されている。
特徴は葉の形が金魚にそっくりなことである。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
通常の形の葉のほかに、突然変異の葉を持っている。
葉の先が3つから5つに分かれ、魚の尾ひれのような形になる。
春咲きで、開花時期は2月から4月である。
花径8センチくらいの桃紅色をした一重筒咲き、平開咲きの中輪をつける。
雄しべは筒しべで、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は退化している。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Camellia japonica 'Kingyoba-tsubaki'

★金魚葉の名から読み解く江戸の世の
 しなやかなるを指に感じて



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