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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ツリフネソウ科」の記事一覧

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葉隠釣舟(ハガクレツリフネ)

葉隠釣舟(ハガクレツリフネ)


葉隠釣舟(ハガクレツリフネ)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草である。
本州の紀伊半島と四国、それに九州の中南部に分布し、山地の林の縁や湿地に生える。
中央構造線の南側に分布する「ソハヤキ要素」の植物の一つである。
草丈は30~80センチくらいである。
葉は楕円形で縁にぎざぎざ(鋸歯)があり、互い違いに生える(互生)。
葉の表面にも裏面にも、葉脈上に白い縮れ毛が生える。
開花時期は7~10月である。
花は葉の脇からぶら下がってつく。
花の色は淡い紅紫色で、濃い斑点がある。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は内側に曲がるが巻き込まない。
葉の下に隠れるように咲く「釣舟草」というのが名の由来である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Impatiens hypophylla


★ひっそりと隠れるように花つけて
 人待ち顔の葉隠釣舟



葉隠釣舟(ハガクレツリフネ)


花図鑑
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黄釣舟(キツリフネ)

黄釣舟(キツリフネ)


黄釣舟(キツリフネ)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の湿った場所に生える。
海外では、北半球の温帯や冷帯に広く分布する。
草丈は40~80センチくらいである。
全体に白っぽい。
茎は直立して枝分かれをする。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、先は尖らない。
葉の縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~9月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色の花を数個つり下げる。
和名は黄色い花を咲かせる釣舟草(ツリフネソウ)の意味である。
「釣舟」の由来は、細い柄にぶら下がる花の姿を帆をかけた舟に見立てたものである。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Impatiens noli-tangere


★のんびりと獲物を待ちて黄釣舟
 うたた寝もよいこくりくっくり



黄釣舟(キツリフネ)


花図鑑

白釣船(シロツリフネ)

白釣船(シロツリフネ)


白釣船(シロツリフネ)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の河原など湿ったところに稀に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
分類上は、釣船草(ツリフネソウ)の型の1つとされている。
草丈は50~80センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~10月くらいである。
丈夫の葉の脇に白い花を数輪つける。
花冠は長さが3~4センチの筒形で、後部に細くつきでた距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
距の先は渦巻状に巻いている。
別名を朝鮮釣船(チョウセンツリフネ)ともいう。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Impatiens textori form. pallescens


★ごく稀に花を咲かせる白釣船
 どこかか弱い姿に見えて



白釣船(シロツリフネ)


花図鑑

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