新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
珊瑚油桐(サンゴアブラギリ)
- 2012/07/28 (Sat)
- トウダイグサ科 |
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珊瑚油桐(サンゴアブラギリ)はトウダイグサ科タイワンアブラギリ属(ジャトロファ属)の常緑小低木である。
属名の読み方は「ヤトロファ属」とするものもある。
常緑だが、温度が低いとすぐ落葉する。
原産地は中央アメリカである。
樹高は100~150センチくらいである。
多肉植物で、幹が徳利のように膨らむ。
葉は円心形で、成長すると割れてくる。
開花時期は6~9月くらいである。
雌雄同株である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、珊瑚のような赤い花を咲かせる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名を徳利油桐(トックリアブラギリ)という。
学名のジャトロファ・ポダグリカで表示するものもある。
属名の Jatropha はギリシャ語の「iatros(医師)+trophe(栄養)」からきている。この属の1種が薬用とされることから名づけられた。
種小名の podagrica は「太く膨らんだ」という意味である。
写真は6月につくぱ植物園で撮った。
学名:Jatropha podagrica
★太らせた幹がとってもチャーミング
咲かせる花は南国の色
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