忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ナス科」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

洋種朝鮮朝顔(ヨウシュチョウセンアサガオ)

洋種朝鮮朝顔(ヨウシュチョウセンアサガオ)

洋種朝鮮朝顔(ヨウシュチョウセンアサガオ)はナス科チョウセンアサガオ属の一年草である。
原産地は不明である。
世界の温帯から熱帯にかけて広く分布する。
日本へは明治時代のはじめに渡来した。
朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)の代わりに薬用に栽培され、野生化もしている。
草丈は80センチくらいである。
茎はよく枝分かれをし、暗い紫色をしている。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)があり、無毛である。
開花時期は6~9月である。
淡い紫色をした直径4センチくらいの漏斗形の花を開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)とよく似ているが、種が黒いのと実が卵形であることで区別できる。
有毒だが、葉と種子が喘息などの薬になる。
別名を藤色曼陀羅華(フジイロマンダラゲ)という。
属名の Datura はこの植物のアラビア名「tatorah」ないしヒンズー名「dhatura」からきている。
種小名の stramonium はギリシャ語の「strychnos(ナス属)+manikos(気の触れた)」からきている。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Datura stramonium


★葉の陰でそっと息して曼陀羅華
 毒になろうか薬になろか


洋種朝鮮朝顔(ヨウシュチョウセンアサガオ)

植物図鑑
花図鑑






PR

朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)

朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)

朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)はナス科チョウセンアサガオ属の多年草である。
原産地はインドである。
日本へは江戸時代に中国経由で伝わった。
和名の「朝鮮」は広く異国を意味する。
江戸時代の蘭学医・華岡清洲が外科手術の麻酔薬として使ったことで有名である。
草丈は80~100センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
葉には長い柄があり、広い卵形である。
先は尖り、縁は波打つ。
互い違いに生える(互生)が、時として向かい合って生える(対生)。
開花時期は8~9月である。
葉の脇に朝顔(アサガオ)に似た白い漏斗状花をつける。
花冠の長さは10~15センチくらいあり、筒部が長くて先が浅く5つに裂ける。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、短い棘がたくさん生える。
熟すと割れて灰色の種子を飛ばす。
全草に有毒物質のアルカイドを含む。
中国名を曼陀羅華(マンダラゲ)、英名をダチュラ(datura)という。
日本では栽培が難しく、現在では薬草園などでしか見ることができない。
俳句では「ダチュラの花」や「曼陀羅華」「朝鮮朝顔」が夏の季語である。
属名の Datura はこの植物のアラビア名「tatorah」ないしヒンズー名「dhatura」からきている。
種小名の metel はアラビア語の「mathel(麻薬性を表す言葉)」からきている。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Datura metel


★毒婦とて安らぎあらば静やかに
 そっと咲き遂げ花と散りたき


朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)

植物図鑑
花図鑑






カレンダー

04 2024/05 06
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ