新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
兼六園南殿(ケンロクエンナデン)
兼六園南殿(ケンロクエンナデン)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原木が兼六園にあるのかなど、その由来ははっきりしない。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)である。
葉の両面ともに短い毛が密に生える。
毛は葉の柄や萼筒、萼片、雌しべなどにも生える。
開花時期は4月中旬である。
葉の展開に先立って花をつける。
花弁数11枚から15枚の八重咲きで、花の色は淡い紅色である。
散り際には花芯が赤味を帯びる。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus cv. Kenrokuen-naden
★どのような由来秘めるや知れねども
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