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深山苦苺(ミヤマニガイチゴ)



深山苦苺(ミヤマニガイチゴ)はバラ科キイチゴ属(ルブス属)の落葉低木である。
ルブス属は北半球を中心に数10種から数100種が分布する。
その数は研究者によって異なる。
また、多くの栽培品種がある。
木苺(キイチゴ)は総称で、属名の和名もそこからきている。
日本固有種である。
本州と四国に分布し、山地や亜高山の林の縁などに生える。
樹高は1メートルくらいである。
枝には毛は生えておらず、小さな棘が疎らにある。
葉は卵形で3つに深く裂け、互い違いに生える(互生)。
裂片の縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)があり、先は尖る。
真ん中の裂片が大きい。
近縁種の苦苺(ニガイチゴ)は葉の裂け方が浅い。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から柄を伸ばし、花径20ミリから25ミリくらいの白い5弁花を1輪から3輪つける。
花の後にできる実はキイチゴ状果(集合核果)で、赤く熟して食べられる。
中にある核に苦味があり、深い山に生えるというのが名の由来である。
属名の Rubus はラテン語の「ruber(赤)」からきている。赤い実がなることから名づけられた。
種小名の subcrataegifolius は「ややサンザシ属(Crataegus)に似た葉の」という意味である。
写真は6月に信州の上高地で撮った。
学名:Rubus subcrataegifolius

★奥山の林の縁にそっと咲く
 素朴な姿味わい深く



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