新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
黄金小手毬(オウゴンコデマリ)
黄金小手毬(オウゴンコデマリ)はバラ科テマリシモツケ属(フィソカルプス属)の落葉低木である。
「小手毬」の名がつくので小手毬(コデマリ)の園芸品種と思いがちだが異なる。
基本種はアメリカ手毬下野(アメリカテマリシモツケ)で、原産地は北アメリカである。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は3つから5つに切れ込み、ぎざぎざ(鋸歯)がある。
本種は若葉が黄色ないし緑黄色になる。
開花時期は5月から6月である。
枝先に手毬状の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな5弁花をつける。
別名を金葉小手毬(キンバコデマリ)ともいう。
葉が銅葉色をしたディアボロ(cv. Diabolo)という園芸品種もある。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Physocarpus opulifolius cv. Luteus
★きらきらと光る金葉が自慢だが
すぐに変わるよライトグリーンに
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