新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「バラ科」の記事一覧
- 2024.11.28
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- 2010.04.12
欝金(ウコン)
- 2010.04.12
金剛山(コンゴウサン)
- 2010.04.11
永源寺(エイゲンジ)
- 2010.04.11
一葉(イチヨウ)
- 2010.04.10
長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)
欝金(ウコン)
欝金(ウコン)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
漢字では「右近」とも書く。
「里桜」の仲間の1つである。
「里桜」は主に大島桜(オオシマザクラ)を母種とする園芸品種の総称である。
平安時代から人為的な交配や野生のものから選抜育種などが行われ、200以上の種類がある。
欝金(ウコン)の樹高は5から10メートルくらいである。
花の色に特徴があって、淡い黄緑色をしている。
この花の色をショウガ科の欝金(ウコン)の根の色に譬えたのが名の由来である。
めずらしい花の色ということで欧米でも広く植栽されている。
開花時期は4月中旬である。
葉の展開と同時期に花が咲く。
花径は4、5センチの大輪で、八重咲きである。
花弁の枚数は11枚から15枚くらいである。
花びらの形は丸い。
一総につく花の数は3、4輪である。
実は少しだけ成る。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana cv. Grandiflora
★黄味帯びた八重の大輪めずらしく
春の一齣右近の桜
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一葉(イチヨウ)
一葉(イチヨウ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
「里桜」の仲間の1つである。
「里桜」は主に大島桜(オオシマザクラ)を母種とする園芸品種の総称である。
平安時代から人為的な交配や野生のものから選抜育種などが行われ、200以上の種類がある。
一葉(イチヨウ)は江戸時代の後期から関東を中心に広く栽培されている。
樹高は5から10メートルくらいである。
樹皮がところどころで縦に裂けるのが特徴である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
特徴は花径が5センチくらいある八重咲きの大輪であることである。
開花時期は4月中旬から5月初旬である。
染井吉野(ソメイヨシノ)が終わった後に、葉の展開と同時に花をつける。
花の色は淡い紅色で、花弁数は30枚から40枚くらいある。
花弁の内側は白いので、満開時には白く見える。
花びらの形は円形ないし楕円形である。
蕾の色は淡い桃色である。
1、2本の雌しべが葉化するのが特徴である。
それが名の由来にもなっている。
一総につく花の数は3、4輪である。
浅草では「一葉桜まつり」に合わせて「江戸吉原花魁道中」が行われる。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana cv. Hisakura
★一枚の葉が生えている花の芯
謎めくように八重を広げて
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長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)
長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
東京の荒川堤で栽培されていた園芸品種である。
「長州」の名がつくが、由来があるのかどうかははっきりしないという。
分類上は里桜(サトザクラ)の1つとされている。
里桜(サトザクラ)は主に大島桜(オオシマザクラ)を母種とする園芸品種の総称である。
平安時代から人為的な交配や野生のものから選抜育種などが行われ、200以上の種類がある。
樹高は5~10メートルくらいである。
開花時期は4月上旬である。
葉の展開と同時に花が咲く。
花は大輪の半八重咲きである。
花びらの数は5~10枚である。
花の縁の色が濃く、真ん中は淡くなる。
開花期間は短く、見頃は3日といわれるそうである。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana cv. Chosiuhizakura
★縁取りのピンクの色も愛らしく
走りぬけ咲く春は短く
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