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カテゴリー「バラ科」の記事一覧

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丁字桜 (チョウジザクラ)

丁字桜 (チョウジザクラ)

丁字桜 (チョウジザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木ないし小高木である。
本州の岩手県から広島県にかけてと九州の熊本県に分布し、山地に生える。
樹高は2から7メートルくらいである。
新しい枝や葉には軟毛がたくさん生える。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、葉の先は尾状に細く尖る。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
枝に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、1輪から3輪の花を下向きにつける。
花の色は淡い紅色である。
花びらは5枚で、一重咲きである。
花径は5から15ミリくらいで、花びらの先が少しへこんでいる。
花の柄は短く、萼筒が花径より長くて「丁字形」になる。
萼筒は紅色を帯びる。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと黒くなる。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus apetala


★桜とは思えぬような花だけど
 目凝らし見れば姿優しく


丁字桜 (チョウジザクラ)

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ヒマラヤ桜(ヒマラヤザクラ)

ヒマラヤ桜(ヒマラヤザクラ)

ヒマラヤ桜(ヒマラヤザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原産地はインドのカシミール地方から中国の雲南省にかけてである。
亜熱帯の標高1100~2300メートルの地域に生える。
日本へは1968年に現ネパール国王から贈られた。
二酸化窒素の吸収同化能力が高く、環境浄化木として注目されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
開花時期は11~12月である。
花は一重で、淡い紅色をしている。
写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus cerasoides


★渡り来た日本の桜のルーツだと
 知れば何やら尊く見えて


ヒマラヤ桜(ヒマラヤザクラ)

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三波川冬桜(サンバガワフユザクラ)

三波川冬桜(サンバガワフユザクラ)

三波川冬桜(サンバガワフユザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
豆桜(マメザクラ:Prunus incisa)と大島桜(オオシマザクラ:Prunus speciosa)の種間交雑種と考えられている。
群馬県鬼石町三波川の桜山公園に植栽されたことが名の由来で、ここに植えられているものは国の天然記念物に指定されている。
別名を小葉桜(コバザクラ)ともいう。
春の桜のように一斉には咲かず、冬と春の年2回開花する。
寒い北風に吹かれると蕾は開かずに冬を越し、春に暖かくなってから花がまた咲くのだそうである。
しかし、大船植物園の花は1月の雪の中でもしっかりと開いていた。
なお、冬桜(フユザクラ)と同様に二度咲きする十月桜(ジュウガツザクラ)という品種があるが、これは小彼岸桜(コヒガンザクラ)の系統で別のものである。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus x parvifolia cv. Parvifolia


★小止みなく降り積む雪で薄化粧
 冬の桜は目を楽しませ


三波川冬桜(サンバガワフユザクラ)

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春めき(ハルメキ)

春めき(ハルメキ)

春めき(ハルメキ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
かつては俗称で足柄桜(アシガルザクラ)と呼ばれていたが、平成12年に「春めき」として品種登録された。
名の由来は、富士写真フイルムの創設者で名誉市民の春木榮さんにちなむ。
南足柄市千津島の「ふくざわ公園」や狩川右岸の「春木径」をはじめ市内の各地に植えられている。
開花時期は3月中旬で染井吉野(ソメイヨシノ)よりも半月くらい早い。
花径は15~20ミリくらいで、淡い紅色を帯びる中輪である。
複輪で花びらを密にして咲くのが特徴である。
雄しべは花弁からはみだす。
萼筒は緑色、萼片は紅紫色である。
実生の桜から生まれたとのことで、交配親は不明である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
Prunus cv. Harumeki


★花びらをびっしりつけて春めきは
 一足早い春を知らせる


春めき(ハルメキ)

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十月桜(ジュウガツザクラ)

十月桜(ジュウガツザクラ)

十月桜(ジュウガツザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
江戸彼岸(エドヒガン)と豆桜(マメザクラ)の交雑種といわれる小彼岸桜(コヒガンザクラ)の園芸品種である。
江戸時代の後期から広く栽培されてきたようである。
秋から冬にかけて花が咲くので、はっと人目を引く。
開花時期は10月から4月にかけてで、断続的に小さい花を咲かせる。
春の花のほうが少し大きい。
花の色は白ないし淡い紅色である。
花径は25~35ミリくらいあり、花弁数は10~20枚である。
萼筒は太い壷型で、雌しべが長く突き出る。
写真は4月に神代植物公園で撮った。
学名:Prunus x subhirtella cv. Autumnalis


★神無月わたし咲きます爽やかに
 神無き里に安らぎ伝え


十月桜(ジュウガツザクラ)

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