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仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「バラ科」の記事一覧

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早春桜(ソウシュンザクラ)

早春桜(ソウシュンザクラ)

早春桜(ソウシュンザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
豆桜(マメザクラ:Prunus incisa)の園芸品種である。
豆桜(マメザクラ)は別名を富士桜(フジザクラ)ともいい、富士山や箱根などの山地に分布する。
名の由来は花径も小さく、樹高も低いところからきている。
一重咲きの小輪で、花径は2センチくらいである。
花びらの先が凹んでいることや、筒形の萼があることなどが特徴である。
花の色は白ないし薄紅色である。
早春桜(ソウシュンザクラ)は早咲きなのでこの名があるのだろう。
花は一重で小振りだが、写真に撮ったものは色の濃い紅色であった。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus incisa cv. Sousyunzakura


★早咲きの桜競いて花の宴
 一足早い花見の季節


早春桜(ソウシュンザクラ)

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子福桜(コブクザクラ)

子福桜(コブクザクラ)

子福桜(コブクザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
十月桜(ジュウガツザクラ)と同様に秋から冬、早春にかけて咲く。
ただし、十月桜(ジュウガツザクラ)は一重だが、子福桜(コブクザクラ)は八重咲きである。
十月桜(ジュウガツザクラ)と支那実桜(シナミザクラ)の雑種と考えられているそうだが、定かではないという。
名の由来は、普通八重咲きは結実しにくいが、一つの花に複数の雌しべがあるために複数の実をつけるというところからきている。
花は小ぶりである。
花弁数は20~30枚である。
花の色は白く、散り際に紅色を帯びる。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には切れ込みの深い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の表面には疎らに毛が生える。
葉の裏面の色は淡く、短い毛がたくさん生える。
写真は4月に神代植物公園で撮った。
学名:Prunus cv. Kobuku-zakura


★寒空に溶け込むようにふんわりと
 子福桜は花びら広げ


子福桜(コブクザクラ)

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修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)

修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)

修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原木は伊豆の修善寺境内にある。
別名を修善寺紅寒桜(シュゼンジベニカンザクラ)ともいう。
寒緋桜(カンヒザクラ)と大島桜(オオシマザクラ)の交雑種と考えられている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の裏面はわずかに白みを帯びる。
開花時期は3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は3センチくらいで、一重の中輪である。
花弁は5枚で、淡い紅色である。
花弁の形は円形である。
雌しべは雄しべよりもやや短い。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x kanzakura cv. Rubescens


★真っ直ぐに天に向かって伸び育ち
 花の色合い淡く優しく


修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)

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阿亀桜(オカメザクラ)

阿亀桜(オカメザクラ)

阿亀桜(オカメザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
寒緋桜(カンヒザクラ)と豆桜(マメザクラ)の交配種である。
イギリスで育成され、日本の美女(?)になぞらえて命名されたという。
樹高は5~7メートルくらいである。
横枝は張らずに細い樹形のまま上に伸びていく。
北海道の南部以南が適地である。
開花時期は3~4月である。
小輪だが艶やかな紅色の小花を下向きにつける。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x incamp cv. Okame


★俯いて咲いてみようかオカメなら
 世が世であれば絶世の美女


阿亀桜(オカメザクラ)

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啓翁桜(ケイオウザクラ)

啓翁桜(ケイオウザクラ)

啓翁桜(ケイオウザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
支那実桜(シナミザクラ)と彼岸桜(ヒガンザクラ)の雑種と考えられている。
彼岸桜(ヒガンザクラ)というのは小彼岸桜(コヒガンザクラ)とも呼ばれ、江戸彼岸(エドヒガン)と豆桜(マメザクラ)との自然交雑種である。
名の由来は、作出者である吉永啓太郎氏にちなむという。
はじめは啓太郎桜(ケイタロウザクラ)と呼ばれていたが、後に吉永啓太郎氏を慕って、敬翁桜(ケイオウザクラ)や啓翁桜(ケイオウザクラ)の名で流通するようになった。
葉の形は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月の中旬から下旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は淡い紅色である。
花径は15から25ミリの小輪での一重咲きで、花弁は5枚である。
花は散形状につき、一総の花数は2、3輪である。
生け花の枝ものにもよく使用される。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x subhirtella cv. Keiou-zakura


★青空を染めるがごとき紅の色
 啓翁桜は気品を備え


啓翁桜(ケイオウザクラ)

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