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カテゴリー「バラ科」の記事一覧

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江戸彼岸 (エドヒガン)

江戸彼岸 (エドヒガン)

江戸彼岸 (エドヒガン)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
本州から九州にかけて分布する原種の桜である。
名の由来は江戸で彼岸のころに咲くことからきている。
別名を東彼岸(アズマヒガン)、老婆彼岸(ウバヒガン)ともいう。
「老婆」は、葉のないうちに咲くところからきている。
樹高は10から25メートルくらいで巨木となる。
根尾谷の薄墨桜や盛岡の石割桜などが知られる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉には両面に毛が生える。
樹皮は暗い灰褐色で、縦に浅く裂ける。
開花時期は3月中旬から下旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
蕾の色は淡い紅色である。
花の色も淡い紅色で、花径15から25ミリくらいの小輪一重咲きである。
花びらは5枚で、花びらの形は楕円形である。
咢筒の形が丸い壺形なのが特徴である。
よく似た染井吉野(ソメイヨシノ)の咢筒は丸くならない。
一総につく花の数は2、3輪である。
花の後には結実をするが、数は少ない。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus pendula form. ascendens


★古来より名の知られたる江戸彼岸
 供連れなくも威風堂々


江戸彼岸 (エドヒガン)

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陽光桜(ヨウコウザクラ)

陽光桜(ヨウコウザクラ)

陽光桜(ヨウコウザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
「里桜」の天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作出された。
作者は愛媛県の高岡正明さんである。
元教師だった高岡さんは、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼む鎮魂の旅に出た沖縄で寒緋桜(カンヒザクラ)と出会い、この桜が生まれることにつながったという。
改良25年にして作出された陽光桜(ヨウコウザクラ)を、作者は「平和のシンボル」として各地に贈り続けた。
樹高は5~8メートルくらいである。
開花時期は3~4月で、「染井吉野」よりも少し早く咲く。
一重咲きで、寒緋桜(カンヒザクラ)の紅色が残されている。
別名を紅吉野(ベニヨシノ)とも言う。
花径は4~5センチくらいある大輪である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus cv. Youkou-zakura(=Prunus x yedoensis cv.Amagai-yoshino x P.campanulata)


★もう二度と戦うまいと誓いたる
 思いのこもる陽光桜


陽光桜(ヨウコウザクラ)

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緑近畿豆桜(ミドリキンキマメザクラ)

緑近畿豆桜(ミドリキンキマメザクラ)

緑近畿豆桜(ミドリキンキマメザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
豆桜(マメザクラ)には地域変種が多い。
このうち北陸地方や近畿地方、中部地方に分布するものを近畿豆桜(キンキマメザクラ)という。
特徴は萼筒が長いことと葉の縁に鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)ことである。
本種はその型の1つで、1966年に富山県の医王山で発見された。
特徴は花の色が白く、萼筒、小花柄などが緑色であることである。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月中旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花の色は白く、花径2センチくらいの小輪である。
一重咲きで、花弁は5枚である。
花弁の形は楕円形、萼筒の形は長い鐘形である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus incisa var. kinkiensis form. viridicalyx


★どこでどう姿を変えてしまったか
 緑の萼と白い花びら


緑近畿豆桜(ミドリキンキマメザクラ)

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雛八丈(ヒナハチジョウ)

雛八丈(ヒナハチジョウ)

雛八丈(ヒナハチジョウ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
はままつフラワーパークで作出された園芸品種である。
はままつフラワーパーク生まれの雛桜(ヒナザクラ)=古里桜(フルサトザクラ)と八丈島の大島桜(オオシマザクラ)を交配させて、初代園長の古里和夫博士が作り出した。
別名を袋井桜(フクロイザクラ)ともいう。
樹高は5~10メートルくらいである。
開花時期は3月中旬である。
花径3センチくらいの中輪で、一重咲きである。
花弁は5枚で、花の色は淡い紅色である。
写真は3月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus cv. Hinahachijo


★愛らしい名前に足をふと止めて
 見れば何やら乙女のようで


雛八丈(ヒナハチジョウ)

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明正寺(ミョウショウジ)

明正寺(ミョウショウジ)

明正寺(ミョウショウジ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
原木は愛媛県新居浜市の明正寺にある。
寒緋桜(カンヒザクラ)と支那実桜(シナミザクラ)の交雑種と推定されている。
椿寒桜(ツバキカンザクラ)に近い品種である。
樹高は4~7メートルくらいである。
開花時期は2~3月である。
葉の展開に先立って花をつける。
花の色は淡い紅色を帯び、一重咲きである。
花弁は薄くて皺があり、内側に曲がる特徴がある。
萼筒は鐘形で、皺がある。
雄しべは長い。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x introrsa cv. Myoshoji


★薄桃の花から雄しべ飛び出して
 恥ずかしそうに明正寺咲く


明正寺(ミョウショウジ)

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