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カテゴリー「バラ科」の記事一覧

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大寒桜 (オオカンザクラ)

大寒桜 (オオカンザクラ)

大寒桜 (オオカンザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
樹高は5~10メートルくらいになる。
埼玉県川口市安行の田中一郎邸にあったカンザクラの一種で、安行の小清水亀之助によって広められた。
寒緋桜(カンヒザクラ)と山桜(ヤマザクラ)、ないしは寒緋桜(カンヒザクラ)と早咲きの大島桜(オオシマザクラ)の雑種と考えられている。
安行の土地にちなんで、安行寒桜(アンギョウカンザクラ)の別名もある。
開花時期は3月の中旬~下旬くらいである。
普通の寒桜(カンザクラ)より大輪で、開花時期も遅い。
花は半開状で、下を向いて咲く。
上野公園を始めとして各地に植えられ、染井吉野(ソメイヨシノ)より先に咲くことで喜ばれている。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Prunus x kanzakura cv. Oh-kanzakura


★すくすくと育ち花咲く高木は
 大寒桜と呼ばれ愛され


大寒桜 (オオカンザクラ)

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寒咲き大島(カンザキオオシマ)

寒咲き大島(カンザキオオシマ)

寒咲き大島(カンザキオオシマ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
大島桜(オオシマザクラ)の園芸品種である。
大島桜(オオシマザクラ)は伊豆諸島に分布し、房総半島や伊豆半島でも古くから栽培されてきた桜である。
本種は名前の通り早咲きである。
伊豆諸島などでは1~2月に咲くそうである。
東京でも3月の上旬から中旬にかけて花を開く。
花の色は白く、一重の5弁花である。
花径は4センチくらいあり、大輪である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana var. speciosa cv. Kanzakiohshima


★真っ白で一重の大輪枝埋めて
 一足早い桜の季節


寒咲き大島(カンザキオオシマ)

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熱海早咲(アタミハヤザキ)

熱海早咲(アタミハヤザキ)

熱海早咲(アタミハヤザキ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
熱海の角田春彦さんが作出した園芸品種である。
寒桜(カンザクラ:Prunus x kanzakura)と早咲き大島桜(ハヤザキオオシマザラ:Prunus lannesiana var. speciosa)の交配種である。
開花時期は3月中旬である。
花径は3センチくらいの中輪で、一重咲きである。
花弁は5枚で、花の色は淡い紅紫色である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。


★めずらしい名前にふいと足を止め
 花の姿をじつくり見つめ


熱海早咲(アタミハヤザキ)

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支那実桜(シナミザクラ)

支那実桜(シナミザクラ)

支那実桜(シナミザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
原産地は中国で、湖北省や湖南省などに分布する。
中国名を「桜桃」といい、実を食用にする。
暖地桜桃(ダンチオウトウ)と呼ぶ場合もある。
また、別名を唐実桜(カラミザクラ)ともいう。
日本の原種との交配によって多くの園芸種が生まれている。
樹高は2~8メートルくらいである。
樹皮は灰褐色で、皮目(ひもく=樹皮にあって空気を通す部分)が点在する。
よく枝分かれをし、樹形は傘状となる。
幹からは気根(空気中に伸びる根)を出す性質がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根は心形で、葉の先は鋭く尖る。
葉の縁は重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)となる。
開花時期は3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
枝先に散形状の花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径15~25ミリくらいの淡い紅色を帯びた一重の5弁花をつける。
一房には2~3輪の花がつく。
花びらは横に平らに開く。
萼片は緑色で5枚ある。
雄しべは40本くらいあり、雌しべは1本である。
実は直径15ミリくらいで、赤く熟して食用になる。
枝は硬くて美しく、細工物の原料となる。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Cerasus pseudocerasus


★このわたし生まれ育ちはチャイニーズ
 一重の愛に肌は薄紅


支那実桜(シナミザクラ)

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寒緋桜(カンヒザクラ)

寒緋桜(カンヒザクラ)

寒緋桜(カンヒザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原産地は台湾、中国南部である。
日本でも鹿児島県や琉球列島に分布している。
沖縄では桜と言えばこの寒緋桜(カンヒザクラ)を指す。
樹高が10メートルにも達する亜熱帯性の桜だが、比較的耐寒性はあって関東でも育つ。
沖縄では緋寒桜(ヒカンザクラ)とも言われるが、本土の彼岸桜(ヒガンザクラ)と混同されるため寒緋桜(カンヒザクラ)と呼ぶことが多い。
雑木で繁殖力が強い。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には浅い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は沖縄が1~2月、関東で3月である。
緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつける。
小輪の一重咲きで、花弁は5枚である。
俳句では「緋寒桜」が冬の季語である。
写真は2月に鹿児島市の仙巌園で撮った。
学名:Prunus campanulata


★頬染めて寒緋桜はバレリーナ
 晴れの舞台に夢を咲かせて


寒緋桜(カンヒザクラ)

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