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仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「バラ科」の記事一覧

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モーデン・センテニアル



モーデン・センテニアル(Morden Centennial)はバラ科バラ属の落葉低木である。
1980年にカナダのマーシャル(Henry H. Marshall)さんによって作出された園芸品種で、四季咲きの中輪である。(薔薇図鑑参照)
シュラブ系(Shrub rose:S)と呼ばれるものの1つである。
樹高は100~150センチくらいである。
樹形は半つる性である。
開花時期は5~11月である。
ロゼット咲きの半八重で、花の色はローズピンクである。
花径は8センチくらいである。
花には微香がある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
品種名の Morden Centennial はモーデン(カナダのマニトバ州にある養苗場の名)でつくられた「百年祭」という意味である。
パークランドシリーズ(Parkland rose)の1つである。
写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。
学名:Rosa 'Morden Centennial'

★鮮やかなローズピンクが目を奪う
 百年祭の名も厳かに




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モーデン・ブラッシュ



モーデン・ブラッシュ(Morden Blush)はバラ科バラ属の落葉低木である。
1976年にカナダのマーシャル(Henry H. Marshall)さんによって作出された園芸品種で、四季咲きの中小輪である。(薔薇図鑑参照)
シュラブ系(Shrub rose:S)と呼ばれるものの1つである。
樹高は100~150センチくらいである。
樹形は木立ち性である。
開花時期は5~11月である。
高芯咲きの半八重で、花の色は淡いピンクである。
花径は5~6センチである。
花には微香がある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
品種名の Morden Blush はモーデン(カナダのマニトバ州にある養苗場の名)でつくられた「赤面」という意味になる。
写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。
学名:Rosa 'Morden Blush'

★北国にぴったりの薔薇また一つ
 カナダ生まれで寒さに強く




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ウインターサンセット



ウインターサンセット(Winter Sunset)はバラ科バラ属の落葉低木である。
1998年にアメリカのバック(Griffith J. Buck)さんによって作出された園芸品種で、四季咲きの中輪である。(薔薇図鑑参照)
シュラブ系(Shrub rose:S)と呼ばれるものの1つである。
樹高は90~120センチくらいである。
樹形は半横張り性である。
開花時期は5~11月である。
高芯咲きの半八重で、花の色はオレンジ色である。
花弁数は40枚くらいである。
花にはマイルドな香りがある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
品種名の Winter Sunset は冬の日没の意味で、花の色を表現したものであろうか。
写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。
学名:Rosa 'Winter Sunset'

★マイルドな香り優しい薔薇の花
 魅惑の色に心休ませ




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ガートルード・ジェーキル



ガートルード・ジェーキル(Gertrude Jekyll)はバラ科バラ属の落葉低木である。
1986年にイギリスのデビッド・オースチン(David Austin)によって作出された園芸品種である。(薔薇図鑑参照)
イングリッシュローズ(English Rose:ER)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの大輪である。
樹高は120~300センチくらいである。
樹形は直立性である。
開花時期は5~11月である。
ロゼット咲きで、花の色は濃いピンクである。
花径は10~12センチくらいである。
花には強い香りがある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
品種名の Gertrude Jekyll は20世紀初めに活躍したガーデンデザイナーの名からきている。
写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。
学名:Rosa 'Gertrude Jekyll'

★質感もたっぷりと咲く薔薇の花
 花の香りがあたりを包み




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蔓雉筵(ツルキジムシロ)



蔓雉筵(ツルキジムシロ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の草原や岩石地などに生える。
海外では、サハリン、カムチャツカ半島、韓国の済州島などにも分布する。
草丈は10~30センチくらいである。
全草に毛が生えている。
匍匐枝を伸ばして繁殖する。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉は5~7枚で構成される。
小葉の形は幅の広い卵形で、上部の3枚はほぼ同じ大きさになる。
開花時期は4~7月である。
茎先に数個の黄色い花をつける。
花径は2センチくらいで5弁花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。同属の1種に強い薬効があったのでつけられた名である。
種小名の stolonifera は「匍匐茎のある」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Potentilla stolonifela

★名を聞いて蔓はどこかと目を凝らす
 花は黄金の蔓雉筵




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