新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
クンゼア・エリコイデス
- 2016/06/07 (Tue)
- フトモモ科 |
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クンゼア・エリコイデスはフトモモ科クンゼア属の常緑小高木である。
クンゼア属はオーストラリアとニュージーランドに40種くらいが分布する。
属名の読み方はクンツェアとするものもある。
本種の原産地はオーストラリアとニュージーランドである。
オーストラリアでは南オーストラリア州、ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州に分布する。
ニュージーランドでは南島の北部に分布する。
英名はホワイトティーツリー(white tea-tree)ないしカヌカ(kanuka)という。
1983年まではギョリュウバイ属に分類されていた。
樹高は5メートルから7メートルくらいである。
葉は長さ1センチくらいの披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉は柔らかい。
自生地での開花時期は夏である。
日本では5月から6月に花を咲かせる。
花の色は白く、突き出たたくさんの雄しべが目立つ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kunzea はドイツ人の植物学者「クンツェ(Gustav Kunze, 1793-1851)さん」の名からきている。
種小名の ericoides は「エリカ属(Erica)に似た」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Kunzea ericoides
★仲間とはどこが違っているのかな
手で触れながら覚えてみよう
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