新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
赤楠(アデク)
- 2014/01/10 (Fri)
- フトモモ科 |
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赤楠(アデク)はフトモモ科フトモモ属の常緑小高木である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、標高200~1200メートルの山地に生える。
海外では、台湾や中国南部、ベトナムなどにも分布する。
樹高は3~10メートルくらいである。
樹皮は茶褐色で、縦に裂ける。
よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で硬く、艶がある。
葉の先は尖らず、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の表面では中央脈がへこみ、裏面では出っ張る。
開花時期は5~7月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、小さな白い4弁花をたくさんつける。
花径は3ミリくらいと小さく、雄しべが飛び出す。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、11~12月ころに黒紫色に熟し食べられる。
材は堅く、器具の柄や床柱に用いられる。
属名の Syzygium はギリシャ語の「syzygos(結合した)」からきている。同属のある種の花弁の様子から名づけられた。
種小名の buxifolium は「ツゲ属(Buxus)のような葉の」のという意味である。
写真は11月に沖縄県那覇市の識名園で撮った。
学名:Syzygium buxifolium
★鉈折れと呼ばれるほどに硬い幹
枝分かれして葉を茂らせて
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