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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ブドウ科」の記事一覧

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ヘンリー蔦(ヘンリーヅタ)



ヘンリー蔦(ヘンリーヅタ)はブドウ科ツタ属の蔓性落葉低木である。
原産地は中国である。
蔓の長さは10メートルくらいまで伸びる。
葉は手のひら状に深く5つから9つに裂け、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い卵形である。
新しい葉は鮮やかな緋色をしており、暗い赤緑色から深い緑色へと変わる。
成葉は葉脈に沿って銀白色の模様が入る。
開花時期は4~6月で、黄色い花をつける。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、黒紫色に熟する。
実の表面には白い粉をふく。
秋には紅葉をする。
属名の Parthenocissus はギリシャ語の「parthenos(処女)+cissos(ツタ)」からきている。
種小名の henryana はアイルランド人の植物収集家「ヘンリー(Augustine Henry, 1857-1930)さんに関連した」という意味である。
写真は10月に六甲高山植物園の野草展で撮った。
学名:Parthenocissus henryana

★変幻に姿を変えて人々の
 目を楽しませるヘンリー蔦は




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奄美夏蔦(アマミナツヅタ)



奄美夏蔦(アマミナツヅタ)はブドウ科ツタ属の落葉蔓性木本である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、山野の岩や木に着生する。
また、壁を覆わせて装飾として利用される。
海外では、台湾や中国の南部、インドシナ半島、ジャワ島にも分布する。
蔦(ツタ)の近縁種で、別名を奄美蔦(アマミヅタ)ともいう。
鹿児島県のレッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)にランクされている。
草丈は5~20メートルくらいである。
葉は切れ込みのないものや手のひら状に裂けるもの、3出複葉になるものなどいろいろである。
巻きひげは先が吸盤になっているので、壁面でもよじ登ることができる。
開花時期は4~5月である。
葉の脇に黄緑色の小さな花をつける。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、緑色から黒紫色に熟する。
属名の Parthenocissus はギリシャ語の「parthenos(処女)+cissos(ツタ)」からきている。
種小名の heterophylla は「いろいろの形の葉の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の海洋博記念公園で撮った。
学名:Parthenocissus heterophylla

★南には南に似合った蔦がある
 違いはどこと楽しみながら




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鏡草(カガミグサ)



鏡草(カガミグサ)はブドウ科ノブドウ属の蔓性落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代に薬用として渡来した。
その割には種小名はヤポニカである。
根茎を生薬で白斂(びゃくれん)といい、腫れ物や打撲傷、火傷の止痛などに用いられる。
根が紡錘形に肥厚し、中が白いことからきた名である。
蔓は10メートルくらいまで伸びる。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~7月である。
淡い緑色の地味な花をつける。
花の後には白、紫色、青など色とりどりの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)ができる。
そのため観賞用としても栽培される。
属名の Ampelopsis はギリシャ語の「amperos(ブドウ)+opsis(外観)」からきている。ブドウに外観が似たという意味で名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Ampelopsis japonica


★でこぼこで色とりどりの実を結び
 葡萄のようで葡萄でなくて




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