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新・花の仲間調べ

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鏡草(カガミグサ)



鏡草(カガミグサ)はブドウ科ノブドウ属の蔓性落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代に薬用として渡来した。
その割には種小名はヤポニカである。
根茎を生薬で白斂(びゃくれん)といい、腫れ物や打撲傷、火傷の止痛などに用いられる。
根が紡錘形に肥厚し、中が白いことからきた名である。
蔓は10メートルくらいまで伸びる。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~7月である。
淡い緑色の地味な花をつける。
花の後には白、紫色、青など色とりどりの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)ができる。
そのため観賞用としても栽培される。
属名の Ampelopsis はギリシャ語の「amperos(ブドウ)+opsis(外観)」からきている。ブドウに外観が似たという意味で名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Ampelopsis japonica


★でこぼこで色とりどりの実を結び
 葡萄のようで葡萄でなくて




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