新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
浜万年草(ハママンネングサ)
浜万年草(ハママンネングサ)はベンケイソウ科マンンネングサ属の多年草である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、海岸近くの崖地やサンゴ礁石灰岩に生える。
海外では、台湾にも分布する。
別名を島万年草(シママンネングサ)、高砂万年草(タカサゴマンネングサ)という。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は多肉化して太く、赤みを帯びる。
よく枝分かれをする。
葉はへら形で、疎らに互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、艶がある。
葉の先は丸みを帯びる。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、黄色い小さな5弁花をたくさんつける。
花弁は斜めに開き、葉状の苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がたくさんある。
写真は5月につくば植物園の「琉球の植物展」で撮った。
学名:Sedum formasanum
★波洗う崖地に似合う姿して
賑わい開く浜万年草
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