新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
麒麟草(キリンソウ)
麒麟草(キリンソウ)はベンケイソウ科キリンソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の岩場や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、シベリアなどにも分布する。
草丈は10センチから30センチくらいである。
太い根茎を持つ。
葉は肉厚の長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には葉先側にのみ鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から8月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、10輪から30輪の黄色い小さな花をつける。
花弁は5枚で先が尖る。
萼片も5枚、雄しべは10本で、雌しべの先は尖る。
もともとは「黄輪草」としていたようだが、牧野図鑑などでは「麒麟草」とされている。
俳句の季語は夏である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Sedum aizoon var. floribundum
★岩の上金の鱗に覆われて
麒麟草這う山に涼風
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