新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
増毛紫雲英(マシケゲンゲ)
増毛紫雲英(マシケゲンゲ)はマメ科オヤマノエンドウ属の多年草である。
北海道の増毛山地にある暑寒別岳の特産種で、高山の礫地に生える。
園芸採取によって個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
葉はすべて根際から生える奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は長さ10センチから15ミリくらいの幅の広い披針形で、1枚の葉は19枚から27枚の小葉で構成される。
葉の裏面には白い毛が生えている。
自生地での開花時期は6月から7月である。
花は茎先に3輪から5輪がつく。
花の色は紅紫色である。
萼筒は細長く裂け、表面に白い軟毛が生える。
花の後にできる実は長さ12ミリから15ミリくらいの豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
写真は4月に京都府立植物園の山野草展で撮った。
学名:Oxytropis shokanbetsuensis
★見ぬならばなかなか知るを得がたきが
ここに咲くかと笑顔になれず
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