新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
野原草藤(ノハラクサフジ)
野原草藤(ノハラクサフジ)はマメ科ソラマメ属の蔓性多年草である。
秋田県、千葉県、愛知県、鹿児島県などに隔離分布し、山地の草地や林の縁、河原、海岸などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、アムール地方、ウスリー地方にも分布する。
葉は1回羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、小葉の形は幅の広い卵形である。
葉はやや白い粉を帯びている。
小葉の数は5対から8対くらいである。
近縁種の草藤(クサフジ)の場合は、小葉の幅が狭く、9対から12対と数が多い。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色ないし紅紫色をした蝶形の花をつける。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Vicia amurensis
★どのような訳で点在するのやら
調べたくなる野原草藤
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